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税金の基本を知ろう! 税金って何?

給与から毎月引かれ、何か購入すれば代金に8%上乗せされ、お酒やタバコにもついてまわる税金。頑張って稼いだ大切なお金だからこそ、その使われ方をきちんと理解しておきたいものです。税金は単なる厄介者ではありません。私たちは何のために税金を納めるのか、その意味を知っておきましょう。

なぜ税金を納めるの?

税金は「社会の会費」です

「お金を支払い、物やサービスを買う」ことは、私たちが日常行っている活動です。消費者側は必要なものを、提供する側である企業は利益を得ることで、経済は成り立っています。
しかし、ガス・水道・電気といったライフラインや、私たちを事故や災害から守ってくれる警察・消防・防衛、また福祉や医療などを提供する側が利益を目的に活動していると、場合によっては一部の人しかサービスを受けられないような事態を招くかもしれません。
そうならないよう、安定した生活を皆平等に保障するために、税金は営利を目的としない、私たちの暮らしに欠かせない公的サービスへの費用として賄われているのです。社会で安心して暮らすために支払う決まったお金、つまり税金は「社会の会費」と言えるわけです。
さらに、税金はその使い道だけでなく、歳入と歳出の調整によっても、社会に大きな役割を果たしています。所得税では、所得が多いほど税負担が大きくなる累進課税制度を採用して国民の所得の開きを縮めたり、また、不景気の時には国民の税負担を減らして景気の落ち込みを緩めるなど、景気の動きを整える役割も果たしているのです。

税金は「社会の会費」です
税金の使い道は?

営利を目的としない、公的サービスの費用を賄っています

税金にはどんな種類があるの?

大きく分けて「所得に対する税」「消費に対する税」「資産などに対する税」があります

税金を払わないとどうなるの?

法律に定められた強制的な徴収手続きが行われます

福沢諭吉と税

1872年に福沢諭吉が発表した「学問のすゝめ」のなかに、税金とは国民と国との約束であると述べられています。

「政府は法令を設けて悪人を取り締まり、善人を保護する。しかし、それを行うには多くの費用が必要になるが、政府自体にそのお金がないので、税金としてみんなに負担してもらう。これは政府と国民双方が一致した約束である。(訳)」

福沢諭吉:1835年〜1901年 明治時代の啓蒙思想家・教育家。慶應義塾大学創設者。

福沢諭吉と税

出所:財務省ホームページ「税制について考えてみよう」、国税庁ホームページ「税の学習コーナー」

資料提供:福沢諭吉旧邸・福沢諭吉記念館